瀟洒で、モダンなお椀。
「端反椀(はぞりわん)」は、漆の本場輪島で伝統技法を現代につなぐ漆メーカー「輪島キリモト」のものです。
現在、能登地震の影響で製造元が無期限に出荷を中止している状態です。受注のみはしているようですが、手に入るのはいつかわからないそうです。ですので、現在はかなり貴重な品といえます。
定価は2つ合わせて57200円です。早めに入手したい方のために、お買い得に設定させていただきました。漆器の価格が著しく高騰していますので、良い機会かと思います。
数回使用しました。欠け、写真に写るような大きな傷はありませんが、あくまでも一度人の手に渡ったものとしてご理解ください。箱などはありません。
唇に沿うように、少し外に向けて張り出したお椀の縁から、高台にかけて、滑らかなラインでひとつながりになっています。
高台は、主張しすぎない、小さな円。
繊細なかたちで、ほんの少し緊張感をまとった器。
背筋を伸ばして、お椀を口元に運ぶと、飲みやすさがよくわかります。
高台と縁にかけた指先から、とろっとした漆の質感が伝わります。
お正月やお祝いの、ハレの食事にはもちろん似合いますが、毎日のお味噌汁や、小丼や麺類にも、使ってみてください。
木の器は中身が冷めにくい良さがありますし、なによりいつもの食事の時間をずっと丁寧に過ごせる気がします。
私たちは、完成形のお椀を手にするだけですが、ここに辿り着くまでに、20以上もの工程を経ているのだとか。
ぱっと見では違いがわからなくても、10年、20年と使い続けた時に現れる艶や証明される丈夫さがあります。
使う人への思いやりを何層もの過程に込めることを、日本人は手仕事のなかで当たり前にしてきたのですね。
食卓を共に囲む習慣と共に、次の世代にも使い続けて欲しい、一生もの以上のお椀です。
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